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サウンドボード

サウンドボードはパッドのグリッドです。ひとつ押すと鳴ります。自分のヘッドセットへ、 他の人に聞こえるように仮想マイクへ、その両方へ、あるいはそのパッドに選んだ出力の 組み合わせへ。

ファーストパーティの拡張機能として vrOS に付属し、オーディオ出力とファイルの取り 込みがあらかじめ許可されていて、他と同じように取り消せます。 拡張機能のしくみを参照してください。

ダッシュのレールにある SND のスロットから開きます。単体のサウンドボードオーバーレ イも残っているので、他のパネルと同じように自分のスペースにピン留めできます。

EDIT MODE を押すと、パッドのグリッドがエディターになります。DONE で元に戻ります。

  • 各パッドに 6 点のハンドルが現れます。レーザーでドラッグして並べ替えます。落とそ うとしているスロットは塗りつぶしで描かれるので、パッドがどこへ行くのかは常に分 かります。
  • パッドを選ぶと、右側にエディターのレールが開きます。名前、カテゴリー、色、ファ イル、分割、ルーティング、削除です。
  • 色は厳選したカテゴリーのセットで、色覚の違いがあっても読み分けられることを確認 済みです。自由に色を選ぶ機能は、意図的にありません。色は誰にとっても区別できる ままでなければならないからです。
  • NEW PAD は末尾にパッドを 1 つ追加します。
  • DELETE PAD はその場での 2 段階の確認です。vrOS のすべての破壊的な操作が従うのと 同じ規則です。

SPLIT PAD は、1 つのパッドを A と B の 2 つの半分に分けます。エディターのレールは A と B のサブタブに切り替わり、それぞれの半分が自前のファイルと自前のルーティング を持ちます。2 つの音がひとつのタイルに収まるとき — イントロとアウトロ、呼びかけと その応答 — に使います。

パッドの REPLACE を押すと、サウンドピッカーが開きます。タブは 2 つです。

ライブラリ は、vrOS がすでに持っている音のカタログです。検索し、カテゴリーで 絞り込み、決める前にどの行でも試聴できます。試聴は自分のヘッドセットにだけ、音量 を下げて再生されます。仮想マイクにも配信にも出ないので、セッションの途中でも人に 聞かせずに確かめられます。

行にはそれぞれの文脈が付きます。IN USE はその音がすでにパッドに載っていることと、 どのパッドなのかを示し、CURRENT は編集中のパッドが今持っているものを指します。 フッターには、ライブラリが抱えている件数と、使っているディスク容量が出ます。

PC を参照 は vrOS ネイティブのファイルブラウザーです。パンくずと上へ移動、レー ザーで押せる大きさの行、音声以外のファイルは隠さずに淡く表示。WAV、MP3、OGG、 FLAC に対応します。

OS のファイルダイアログではなくネイティブなのは、OS のダイアログがデスクトップ上 に — 手の届かない、しばしば頭の後ろの場所に — 開くからです。デスクトップアプリの ほうは、本物の OS ダイアログを使うことがあります。どちらの経路も、同じ取り込み処 理に流れ込みます。

必ずこの順で、3 つの手順を踏みます。

  1. コピー。 ライブラリが、そのファイルの自前のコピーを取ります。
  2. -14 LUFS へのノーマライズ。 音がどこから来たものでも、パッドの音量が予測で きるようになります。
  3. ハッシュによる重複排除。 同じ音声を 2 回取り込んでも、ライブラリの項目が 2 つになることはありません。

役に立つのは、その帰結のほうです。元のファイルが参照されることは一切ありません。 取り込んだ ファイルを移動しても、名前を変えても、削除しても、パッドは動き続けます。 ダウンロードのフォルダーを整理したせいで壊れるサウンドボードは、サウンドボードで はありません。

ノーマライズが決めるのは、共通の基準です。パッドごと・出力ごとの微調整は、取り込 みではなくルーティングのエディターにあります。

パッドにはそれぞれミックスがあります。ルーティングのエディターは出力ごとに 1 行 で、各行には次のものが載ります。

  • 有効化のトグル
  • 誰に聞こえるのかを平易な言葉で書いた 1 行
  • その出力が今対応しているデバイス
  • ゲインのスライダー
  • ピークホールドの目盛りが付いた、ライブのレベルメーター

メーターが描き直されるのは、実際に音が流れている間だけです。鳴っていないサウンド ボードは、開いたままにしてもコストがかかりません。

有効な経路には印が付くので、これから押そうとしているパッドが他の人に届くのか、自 分の耳の中に留まるのかがひと目で分かります。

パッドは、そのカテゴリーの既定のミックスから始まります。パッドの上でミックスを変 えると、そのパッドに限って既定を上書きします。SAVE AS DEFAULT は、現在のミックス をカテゴリーの既定に格上げします。パッドを 1 つずつではなく、カテゴリー全体を一度 に設定する方法です。

出力はデバイス名ではなく、役割です。どの役割がどの物理デバイスを使うかは、 設定 → オーディオのルーティングで一度だけ決め、すべてのパッドがその対応を引き継ぎ ます。デバイスがなくなった役割は、黙って失敗するのではなく、そこで琥珀色の状態を 示します。設定を参照してください。

「他の人に聞こえる」役割には、システムに仮想オーディオケーブルが入っている必要が あります。vrOS は指定したデバイスへ音声をルーティングするだけで、デバイスを作りは しません。

サウンドボードはコマンドを登録し、パッドにはコントローラーからも届きます。 設定 → 拡張機能であらかじめ宣言された拡張機能のアクションのいずれかにコマンドを割 り当て、そのアクションを SteamVR のコントローラー バインドで割り当ててください。 vrOS がジェスチャーを勝手に作ることはありません。 入力を参照してください。